イーリアスは、かなりつまらんかったけど、一応と思って、こっちも読んでみました。
イーリアスとは比べ物にならない面白さ。アッと驚き、一気読みしました。
ところで、この物語を読んでいて、私は、第三部の設定の面白さに、うなりました。
奥さんの追い込まれる、非常にこっまった状態が実に上手く描かれているからです。
逆に男達の野望があまり深く描かれてないのは、おかしいと思いました。
ラストシーンのところの問題なんか、本来は問題の根幹で、そういうのが背景にあるから困る部分で軽く扱ってはいけない部分なのに、あっけにとられるほどサラッと書き流されています。
この二つの事はひとつの事を証明していると私は結論しました。
それは
”ホメーロスのオデュッセイアー” を書いたのは女である。
と
いう結論です。
あとがきを読んでいて、実際に、そういう説があると知り、嬉しくなってしまいました。
あとがきでは、私が指摘している部分は指摘していません。
女性の登場人物が多く、また、活躍し、女性的作業や心理の描写が上手すぎる・・・というのをその根拠としてあげています。
絶対という言葉を無節操に使うのは頭の悪い人のすることだと日ごろ思ったりしますが、あえて言ってみたいと思います。
「これを書いたのは絶対女だ!そう考えることによって、面白さが倍加するし!」
この物語は、女性が書いたものだ・・・是非そうだと思いながら読んでください。
オデュッセイアー物語

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