私の
カメラ遍歴
私がカメラに嵌ったきっかけを言います。
当時、私は東京へ出てきてバイトを始めたところでした。
そこでの私の仕事は写真を印刷用の点描フィルムに変換する装置のオペレーター助手でした。そこで私は色んな写真を扱っていたわけです。そんなある日に私が目にした写真が4×5インチのスライド写真でした。私はその大きくて美しいスライドを手にしたとき、こう思いました。

「こっ・この美しい色が化学反応によるものだというのか?!……レンズとフィルムと薬品が作り出したこの物質は私の知っている写真というものではない!……これは美術品だ!」

それはテトロンの透明な袋に入っていました。気軽に素手で触ってしまっていい雰囲気の代物ではありませんでした。以後、私は4×5のスライドに敬意を払うようになりました。
それから、私は写真をやり始めました。
このカメラの印象
ミノルタ 

α9000
このカメラが初めて手にしたカメラです。
19歳のときに買いました。
当時、これの後継機のα7700@ってのが出たばっかしで本当はそれが欲しかったのですが高くて買えませんでした。でも、これもカッコよかったので手にいれて歓喜しました。
初めは何をとっても楽しくバイクに乗せてあちこち行ってました。
1年くらいしたある日、花を撮っていて
「俺は、こんなもん撮っていて、楽しいか?」
と疑問が生じました。そこで、近くを歩いていたカップルに声をかけ
「あの、すいません・・・彼女の写真を撮らせていただけませんか?撮れた写真はお送りしますから。」
彼氏は少しウザ気でしたが撮らせてくれました。
その後、一人で歩いてるコに声を掛けようと努力しましたがシャイな青年だった私にはできませんでした。
そのうちに結婚して、写真はやめてしまいました。

7年後。
女房と別れました。やはり、別れは悲しく一人は寂しいものでした。
就職して工業地帯で働いていた私には出会いのチャンスは全くありませんでした。
途方にくれた私の目に入ったのがカメラです。
「こいつを使って……」
私は街へ行ってナンパしようと決意しました。若いころの7年はとてつもなく長かったので、忘れていたカメラに再び活躍してもらうなんてチョットした奇跡のようでした。
女のコに声を掛けるのは眩暈がするくらい緊張バクバクもんでしたが何とかやり遂げました。次第に上手になり女のコを撮ったりデートに誘ったりできるようになりました。そのころ私は
「今、日本で……いや、世界で一番写真ライフを楽しんでいるのは、この俺だ!!」
と思っていました。日曜の夜最寄の駅に着くと
「今週も大冒険だったなぁ。」
と実感したものです。
カッコがイイ!!
若者だった私には本格派に見えた。
ズームレンズが嬉しかった。マクロが撮れたのも喜びだった。
フィルム手巻きなので女のコの前でカッコがいい。バシバシ撮ってるって感じがでる。

欠点としては
AEロックがやりにくかった。
やはり、いいレンズではなかった。
シャッター音は ガシャン ってあまり上品ではなかった。
 

なんと言っても我が青春のカメラ。
ジャンクになった今も本棚においてあります。私の宝物です。
コンタックス 

167MT
どうしても、ヤングマガジンのグラビアみたいな写真が撮れないのでカメラを変えることにしました。
それで、中古情報誌を買って吟味に吟味を重ねて選んだのがこれです。写真サンプルを見て決めました。後になってツァイスレンズが評判のいいレンズだと知って自分の審美眼に自信を持ちました。でも審美眼とクリエイティブな才能は残念ながらまったく別でしたが……
私の素敵な写真ライフは約4年間続きました。
ツァイスレンズが良い。プラナーF1.4の50ミリと80ミリを持っていました。いいレンズはボケがいい。ボケはボケればいいというものではなく、美しさやコクのあるボケが良いです。写りこむ色も違うような気がします。(私はリバーサルしか撮りません。)
35mmカメラではこのレンズが最高だと思います。

欠点はシャッター音が悪いです。電子機械的な音。この音だけは買った時から嫌いでした。
カシオ

EXILIM
その後、未曾有の大不況を自分の病気が重なってド最悪な状態に陥りました。東京から田舎へ帰りコンタックスも売ってしまいました。
そんなある年、年賀はがきのクジでこれが当たりました。
スゲー儲けもんだと大喜びしました。
チョット写真を楽しむには最高です。
説明書が分厚くて読んでいられないのでマニュアルで撮っています。微妙な露出調整が簡単に確認できて革命的だと思いました。
今では、中判カメラで撮影するときの試し撮りに重宝しています。

600万画素。やはりクリエイティブな作品はできません。
キャノン 

AE-1
2008年。ようやく自分的に情況が好転し、これを買うことができました。写真ライフを楽しめなくなってから9年がたっていました。 シャッター音がいい。機械シャッターのいい音がする。巻き上げの感触もいい。シルバーが美しくアルミの三脚が似あう。

欠点。標準50ミリしか持ってないが……このレンズは良くない。
マミヤ  

RZ67
ついに2009年、憧れの中判カメラを手に入れました。私は38歳となりすっかりオッサンです。あの頃はバブルでした。自分も時代も随分変わったものです。

もう、女のコに声を掛けても写真を撮らせてもらうのは難しいでしょう。。病気も完全には治っておらず、緊張すると発症してしまいます。たぶんホルモン自家中毒ってヤツです。体ボロボロになります。でも、女のコが撮りたいのです。薬飲んで頑張りたいと思っています。
ハッキリ言ってエロ写真を撮る事を前提にして選びました。エロ写真はエロく写すよりもアートに写したいのです。つまり、エロはアートなのです。私的には。

クールな写真が撮れます。
使い勝手も良いです。
このカメラはデカ過ぎない程度にデカく本格派なムードが漂いまくっているわりに持ち運びとかも結構気軽にきでます。
これで裸を撮られる際に女のコが感動と興奮を覚えるのは想像に難くありません。

シャッター音は好きではありません。 ガシャン っていいます。
興味のあるカメラ  (フリッカーでチェックしまくった。)
コンタックス
S2
35mmで唯一欲しいカメラ。ツァイスレンズが使え機械シャッター。とにかくカメラは機械の カシャッ って音じゃないと。ボディだけで中古で6万もする。
フジフィルム
GX680
中判カメラ。シャープで芸術的な写真が撮れる。色も凄いんじゃないかと思う。
デザインがしびれる。
デカ過ぎるのと高すぎるので手が出ない。
フジフィルム
GA645ZI
コンパクトカメラタイプの中判。GX680系の写真が撮れる。固定レンズで、暗いことを考慮しても名品だと思う。中古で6万は安い。が、今はまだ買えない。
ペンタックス
645
ヤングマガジンのグラビアは全てこのカメラで撮っていると考えてよい。水着の女のコを撮るには最高のカメラ。シャープさは無くアートには向きにくいが他のカメラにはない独特の柔らかさ、丸みが出る。ややエッチな味の写真になるのでアイドル写真を見れば「ああ、ペンタックス645だな。」と直ぐ分かる。グラビア界の宝だと思う。標準レンズつきで中古で6万くらいで買える。いずれ買っちゃうと思う。
ハッセルブラッド コクがあってまろやかでクールでシャープな(笑)写真が撮れる。
高くて買えない。10年以内に手に入れたい。
ジナー 大判カメラの紹介本なんかでみると、写り込みの芸術性が達するトコまで達している。「参った参った参りました。」と言いたくなる。デカイのと高いのとで買えない。買っても宝の持ち腐れになる。
トヨビュー 同上。やや安いのもあるが、見た目かっこ悪い。
デジタルカメラについて思うこと
デジカメはパソコンでみると妙な奥行き感が出てしまって絵としては評価は低くなる。
絵は二次元だから面白みが出るのであって三次的元だとキレイには見えても絵としての見ごたえは損なわれる。立体映像だともう絵とは言えないもっと情報伝達的なべつなものである。立体映像を見るのは楽しいが、絵を見るときに感じられるアートな要素は無い。ってか感覚的に絵とは感じられない。だからエロビデオで立体物が出てもヒットしないかもしれない。
但し、プリントの可能性は高い。35mmクラスのカメラだとプリントした場合はフィルムよりも良い。女のコを35ミリで撮るとホント板っぽくて詰まらない写真にしかならないがデジタルで撮るともうちょっとマシになる。35mmのツァイスでとったくらいになる。だから、デジカメで撮ったら一回プリントしてからスキャナーで読み込んだほうが絵としては良くなるんじゃないかと思う。
また、いいレンズが今後出てくれば更に凄い写真が撮れてしまうかもしれない。或いは、35mmタイプでいいレンズがでるより先に中判デジタルバックが低価格化される方が早いかもしれない。

デジカメの最大の欠点はフィルムが無い点だ。良く撮れたカラー大判スライドフィルムを手にしたときの感動は、プリントを手にしたときに得られるそれには変えがたい。
つまりエロビデオはアートである。