天国と地獄


黒沢5大傑作のひとつ。
かつて
「黒沢映画で一番面白い。」
とさえ言われていた作品。
どうも、他の黒沢作品と比べて話題に出るのが少なすぎる気がする。この映画は長いだけじゃなく、最初から最後まで緊迫の連続で非常に良くできている。
私もこの作品が黒沢作品で一番面白いと言う評価に賛成である。
しかも演出が凄い。
例えば最初のほうのシーンで三船敏郎が追い詰められていく様子が心理的に追い詰められていくにしたがってだんだんカーテンのほうへ、にじり寄っていき最後にはカーテンギリギリのところを行ったり来たりする様で表現されている。このシーンなんかは芸術的なまでの演出の魅力がかもし出されている。
そこだけじゃなく全編そうなのだ。

私は黒沢映画の最高の作品は
羅生門 生きる 七人の侍 用心棒 天国と地獄 (製作順)
の5本だと考えている。