切腹


先ずなんと言ってもネタがいい。
発想が物をいっている映画はあんまり多くないと思うのだが、
これはまさにアイデア抜群。この人でなかったらかけなかった作品。(もしかしたら、こういうことが本当にあったかもしれないが。)
これを書いた橋本忍は黒沢明の傑作にはほとんど参加している日本が誇る世界のNO1脚本家である。
脚本家の作品一覧とかみているとひとりでいい話を4つ以上書くのが以下に大変か良くわかるのだが、このひとは4つ以上書いている。黒沢と共同で書いたのを入れると10を越える。これは凄い。こんな脚本化は世界に一人もいない。しかも、作品のカラーが違う。
但し、この作家にはチョット癖があって構成がどれもこれもみな同じなのだ。
それだけにこの手法の大家でもあり、なかでも、 切腹 と 生きる(黒沢明) は傑作である。話し事態は切腹のほうが面白い。
これだけ面白い脚本だとどんなバカ監督がとっても傑作だったのは間違いないが、幸い良い監督に渡ったので、脚本以上のものがかもし出されている作品に仕上がっている。