鰯雲 成瀬巳喜男のこの作品は 浮雲 程、有名ではないが私はこっちのほうを評価する。浮雲は私には理解できない映画なのかもしれない。あるいはもう少し年を食ったら理解できるかも。 この映画も成瀬監督得意の 男と女 を扱ったもので 性と人生 といったものが一見爽やか風に、しかしよく見るとおどろおどろしく描かれている。昔の田舎を舞台にしているのでその辺、現代モノに比べて返ってグッとリアリティーが高いように感じる。 観たあと唸らされる映画である。