暗黒外の顔役


私が映画監督岡本喜八を知ったのは、恥ずかしながら二十歳を過ぎてからである。
”おお!日本にはこんなにもユーモアセンスに溢れる監督がいたのか”
って感じでたまげた。
岡本喜八と言うと 肉弾 独立愚連隊 江分利満氏の優雅な生活 など、どちらかと言うと芸術的な映画のほうが有名だが私はこういう軽いタッチの映画のほうを評価する。
中でもこの作品はただ軽いだけではなく、軽いと同時に優れた演出力をかもし出していて、ある意味監督の最高傑作ではないかと思う。